・フロントガラスの細かい傷、どうやったら消えるのかな?
・ネットで調べたら、キイロビンっていう補修剤が良さそうだけど
実際のところ、素人でもきれいに直せるものなのかな。
万が一、キイロビンを使って失敗したら、余計にガラスを痛めちゃうんじゃないかと不安になるよね。
そこで、今回はフロントガラスのキズ消しにキイロビンがおすすめなのか、その効果と使い方について紹介します!
- キイロビンゴールドとキイロビン120の違いと選び方
- キイロビンを使ったガラス傷の正しい補修方法
- リスクを避けるために知っておくべき注意点
フロントガラスに細かい傷が付く原因
大切な愛車のフロントガラスに、気になる細かい傷が付いてしまうことありますよね。どうしてこんな傷が付くのでしょうか?
フロントガラス傷の主な原因について見ていきましょう。
それぞれの原因と、傷を付けないための対策を確認しておきましょう。
フロントガラスへの飛び石による損傷
フロントガラスの傷で最も多いのが、走行中の飛び石によるものです。
前方を走る車両の跳ね上げた小石が、高速でフロントガラスに当たることで細かい傷が付いてしまうのです。
- 高速道路や砂利道を走行中のリスクが高い
- 大型車の後方を走ると特に危険
- 跳ね上げられた石の角が尖っていると傷つきやすい
- 飛び石の速度が速いほどダメージ大
残念ながら飛び石は避けようがないのが実情。したがって、定期的な点検と、早めの傷の補修が肝心です。
- 大型車の後ろは一定の車間距離を取る
- 対向車線を走るダンプカーにも注意
- 飛び石防止のフィルムを貼る
日頃から飛び石対策を心がけつつ、万が一の損傷にも対応できる準備をしておくことが大切ですね。
ワイパーブレードの劣化や汚れの蓄積
フロントガラスの細かな傷は、ワイパーの劣化や汚れが原因となっているケースも少なくありません。
長期間使用したワイパーブレードは、ゴムの劣化でガラス表面を傷つける硬い部分が露出してしまうのです。
- ワイパーゴムの寿命は1年程度
- 傷んだゴムがガラスを直接削ってしまう
- ゴムの部分に砂埃などの硬い粒子が付着
- 汚れたブレードで拭くとガラスに傷が
ワイパーゴムのメンテナンスを怠ると、知らず知らずのうちにガラスに細かい傷を作ってしまうことになります。
- ワイパーゴムは1年ごとの交換を
- ブレードの汚れは定期的に水拭き
- ガラス面の砂埃を先に洗い流す
ワイパーブレードを定期交換し、丁寧に使うことが、ガラスのキズ予防に直結するのです。
不適切な洗車方法やガラスクリーナーの使用
フロントガラスの細かい傷は、洗車時の取り扱いミスでも発生します。
ボディの洗浄には最適な洗剤やスポンジでも、ガラス面に使うのは危険。硬めのブラシなどで擦ってしまうとキズモノです。
- ボディ用のスポンジは硬めで危険
- 鉄粉の混ざった汚れを強く擦るとガラスを痛める
- 洗車機のブラシも地域によってはリスク大
- 強アルカリ性の洗剤はガラスの表面を傷める恐れ
ガラス用の専用洗剤と、柔らかめのスポンジやクロスを使うことが鉄則。丁寧に優しく扱うのがコツです。
- ガラス用の中性洗剤を使う
- 柔らかいスポンジかマイクロファイバークロス
- 洗浄前にホコリや砂を水で洗い流す
- こすり洗いは厳禁、優しく洗うのがコツ
100円ショップのガラスクリーナーなども、成分によってはガラス表面を痛めるものがあるので注意が必要です。
経年劣化による表面の磨耗
古い車のフロントガラスに、くすんだような細かい傷が見られるのは、経年劣化が原因のケースが多いようです。
長年の紫外線や風雨にさらされることで、ガラス表面の樹脂コーティングが少しずつ劣化していくのです。
- 紫外線による表面コーティングの劣化
- 酸性雨で樹脂コートが溶けてしまう
- 砂埃の付着で表面がザラザラに
- 海風で飛来した塩分の影響も
樹脂コーティングが剥がれ落ち、ガラス本体の表面が削れることで、くすみや細かいキズが目立つようになってしまうのです。
- 定期的なガラスコーティングでキズを予防
- 付着した汚れは早めに優しく落とす
- ガレージ保管で風雨や紫外線を避ける
ただし、完全に劣化を食い止めるのは難しいのが実情。古い車は、ある程度の細かいキズは覚悟が必要かもしれません。
フロントガラスの細かな傷は、飛び石やワイパーブレードの劣化、不適切な洗車方法、経年劣化など、さまざまな原因で発生するんですね。できる限りの予防と、定期的な点検・メンテナンスを心がけることが、キズのないクリアな視界を保つコツだと分かりました。
フロントガラスの細かい傷を消す方法
フロントガラスについてしまった細かい傷、自分で直すことはできるのでしょうか?
ここでは、代表的な傷消しの方法をご紹介します。
傷の程度や予算に合わせて、最適な方法を選びましょう。
ガラス用コンパウンドを使った磨き作業
比較的浅い傷なら、市販のガラス用コンパウンドを使った磨き作業である程度目立たなくできます。
ただし、ある程度の手間と時間がかかるDIY作業になるのが特徴です。
- キズの程度に合ったコンパウンドの選択が重要
- 細かい傷は#1000番台、中程度なら#800番台
- 磨く範囲を絞って丁寧に磨き上げる
- 磨きムラができないように注意
コンパウンド磨きに慣れていないと、かえってキズを広げたり、ムラを作ってしまう恐れも。磨き方のコツを予習しておくことが大切です。
- ウィルソン ガラスコンパウンドミニ(リンレイ)
- ピカール プロ用ガラスリペアキット(イチネンケミカルズ)
- ソフト99 ガラスコンパウンドセット
ただし、深い傷や大きな範囲の傷は、コンパウンドでは完全に消すのは難しいのが実情。磨きでどうにもならない傷は、他の方法を検討する必要があるでしょう。
キイロビンなどのガラス傷補修剤の塗布
フロントガラスの細かい傷を、手軽に目立たなくする方法としておすすめなのが、キイロビンなどのガラス傷補修剤の使用です。
シリコン系のコーティング剤を塗布することで、傷を透明な樹脂で埋めて視認できなくする仕組み。プロ仕様のアイテムも手軽に使えるのが魅力です。
- 簡単な塗布作業で傷を目立たなくできる
- コンパウンド磨きのような手間は不要
- 深さ1mm程度までの傷に効果的
- 一時的な効果だが低価格で手軽
代表的なガラス傷補修剤であるキイロビンゴールドやキイロビン120は、プロのガラス補修業者も使用する本格的なアイテム。信頼性の高い製品と言えるでしょう。
- キイロビンゴールド(イーグル)
- キイロビン120(イーグル)
- プロ用ガラスリペア 大容量タイプ(イチネンケミカルズ)
ただし、補修剤による傷隠しはあくまで一時的な対処法。定期的な塗り直しが必要なのは覚えておきたいポイントです。
オートバックスなどの専門店での補修サービス
フロントガラスの傷を自分で直すのは不安だという方には、プロの技術を借りるのもおすすめの選択肢です。
オートバックスなどのカー用品店や、専門の修理店などでフロントガラスのキズ補修サービスを提供しているところがあります。
- プロの技術できれいに補修可能
- 作業時間は30分?1時間程度
- 補修跡がほとんど分からないレベルに
- コーティング施工などのオプションメニューも
プロによる高度な補修作業は、自分では直しきれない深めの傷にも効果を発揮します。万が一の仕上がりの悪さも心配無用です。
- 小さな傷のみ:5000円?1万円程度
- 複数箇所の傷:1万円?2万円程度
- 大きな傷や深い傷:2万円?3万円程度
ただし補修には一定のコストがかかるのは避けられません。簡単には直せない大きな傷の場合は、むしろガラス交換も検討に値するかもしれません。
フロントガラス交換による抜本的な解決
フロントガラスの傷が大小さまざまで、すでに視界の妨げになるレベルなら、思い切ってガラスを交換するのも選択肢の1つです。
フロントガラスの交換作業は車種によって5万円?10万円程度。決して安い出費ではありませんが、抜本的な解決にはなります。
- ガラスの交換で完全に傷を除去できる
- 走行中の視界のストレスから解放される
- 新品ガラスなら今後長く使える
- 保険を使えば実費負担を抑えられる
多少の傷なら我慢できますが、傷だらけのボロボロのフロントガラスは、視界面でのストレスも無視できません。
- 傷が広範囲で視界の妨げになっている
- 傷の深さが1mm以上ある
- ひび割れや欠けがある
- 補修不可能な大きな傷がある
補修の限界を超えた傷の場合は、思い切ってガラス交換を選択肢に入れてもよいかもしれません。
フロントガラスの細かい傷は、ガラス用コンパウンドでの磨き、キイロビンなどの補修剤の塗布、専門店での補修作業など、いくつかの方法で直せるんですね。傷の程度に合わせた方法選びが大切だと分かりました。本格的な傷はガラス交換も視野に入れる必要がありそうです。
キイロビンゴールドとキイロビン120の違い
ガラス傷補修剤の代表格と言えば、キイロビンシリーズ。プロ仕様のゴールドと、一般向けの120の2種類がラインナップされています。
2つの製品の違いを見ていきましょう。
自分の用途に合ったキイロビンを選ぶ際の参考にしてください。
キイロビンゴールドは業務用、120は一般ユーザー向け
キイロビンゴールドとキイロビン120の一番の違いは、想定するユーザー層です。
キイロビンゴールドはプロのガラス補修業者向けの業務用製品。一方のキイロビン120は、一般のユーザーでも扱いやすいDIY向けのアイテムとなっています。
- キイロビンゴールドはプロ仕様の本格派
- キイロビン120は誰でも手軽に使える
- ゴールドは100gの大容量、120は20gの少量タイプ
- 120の方が初心者向けの使いやすさ
プロ向けのゴールドは100gの大容量。頻繁に使う業者などにマッチするボリュームです。
製品名 | 内容量 | 価格(Amazon) |
キイロビンゴールド | 100g | 2400円前後 |
キイロビン120 | 20g | 1000円前後 |
それに対しキイロビン120は20gと少量。たまにDIYで使う程度なら、120で十分と言えるでしょう。
手軽さならキイロビン120、本格派ならゴールドと、用途に合わせて使い分けるのが良さそうです。
ゴールドの方がパワーと耐久性が高い
プロ仕様のキイロビンゴールドと、一般向けのキイロビン120を比べると、ゴールドの方がパワーと耐久性の面で優れていると言えます。
傷埋め力の高いゴールドは、120よりも深い傷まで補修することができるのです。
- 傷を埋める補修力はゴールドの方が上
- 120は深さ0.5mm程度、ゴールドは1mmの傷まで対応
- ゴールドの方が密着力が高く耐久性アップ
- 120は6ヶ月程度、ゴールドは1年以上の持続
価格は120より割高なゴールドですが、その分性能面では120を一歩リード。プロも認める仕上がりの良さと言えるでしょう。
自動車ガラス専門店を営んでいますが、当店でもキイロビンゴールドを使っています。深めの傷でもしっかり埋まるのが魅力ですね。施工後の持ちも長いので、お客様にも自信を持っておすすめできる製品です。
とはいえ、120もしっかりとした性能は備えています。使い勝手や コストパフォーマンスの面では、120に分があるとの見方もできるでしょう。
プロとしてベストな仕上がりを求めるならゴールド、気軽にDIYで使うなら120と、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
使用方法や仕上がりに大きな違いはない
キイロビンゴールドとキイロビン120は、パワーや耐久性に違いはあるものの、基本的な使い方や仕上がりはほぼ同じと考えて良いでしょう。
どちらもキイロビンシリーズの製品のため、品質面での大きな差はないのが特徴です。
- 使用方法は120もゴールドも同じ
- 塗って拭き取るだけのシンプルな施工
- 効果の現れ方にも違いは少ない
- 傷を目立たなくし透明感を回復
ゴールドと120の使用感の違いはそれほど大きくありません。未経験者でも、説明書通りの施工で十分な効果が得られるはずです。
キイロビン120を愛車のフロントガラスの傷に使ってみました。思ったよりも簡単に施工できて、少し感動。ガラスがピカピカになり、傷跡もほとんど目立たなくなりました。ゴールドとの違いはよく分かりませんが、120でも十分な効果があると感じています。
期待する効果やコストに応じて、ゴールドか120かを使い分けるのがおすすめの選び方と言えるでしょう。
業務用のキイロビンゴールドと、一般向けのキイロビン120の違いが分かりました。ゴールドの方がパワーと耐久性では優れているものの、使い方や仕上がりには大きな差はないようですね。プロ並みのクオリティーを求めるならゴールド、気軽に使うなら120と、用途に合わせた選択が良さそうです。
キイロビンを使う際の注意点
フロントガラスの傷をキイロビンで補修する際は、施工前の下準備や使い方のコツを押さえておくことが大切です。
ここではキイロビンを使うときの注意点をまとめてご紹介します。
適切な使い方を心がければ、キイロビンの効果を最大限に引き出せるはずです。
深すぎる傷や大きな欠けには効果が薄い
キイロビンは魔法の補修剤ではありません。傷の深さや大きさによっては、補修効果が期待できないケースもあります。
目安としては1mm以上の深い傷や、ガラスの欠けなどが生じている損傷は、キイロビンの適用範囲を超えていると考えた方が無難です。
- 深さ1mm超の傷は補修できない
- ガラスに段差がついている欠けは厳しい
- 大きな傷は隠しきれず目立ったまま
- ウロコ状の傷も完全には消えない
無理に施工しても、仕上がりにムラが出たり、かえって傷が目立ってしまう可能性が。ガラス表面の状態をよく確認してから使うのがポイントです。
- ガラス用コンパウンドでの丁寧な磨き
- ウインドリペアの専門店に依頼
- 酷い場合はフロントガラス交換も検討
キイロビンで直せない傷は、他の補修方法を検討するのが賢明です。状況によっては、ガラス交換もコスパの良い選択肢になり得るでしょう。
塗布時にムラができないよう均一に磨く
キイロビンを使う際は、ガラス面に均一に塗布することが大切です。
局所的に厚塗りしてしまうと、表面がザラザラしたり白っぽくなるムラが発生します。きれいに仕上げるには、薄く均一に伸ばすのがコツです。
- 厚塗りはムラの原因になる
- 表面のザラつきや曇りが生じる
- 柔らかいクロスで優しく延ばす
- 磨きムラができないよう注意
特に、フロントガラスの隅の方は塗布しづらいもの。ムラができやすいエリアは、重点的に磨きをかけるようにしましょう。
- クロスになじませ薄く伸ばす
- 同じ箇所を何度も丁寧に磨く
- 使う量は1回5g程度を目安に
塗布ムラは仕上がりの美しさを大きく損ねる原因に。丁寧で均一な施工を心がけることが美しい仕上がりへの近道と言えます。
使用前にガラス表面の汚れを完全に落とす
フロントガラスにキイロビンを塗布する前に、ガラス表面の汚れを完全に落としておくのも大切な下準備です。
油膜や砂埃が残ったままだと、キイロビンの密着力が弱まり、十分な補修効果が得られません。
- 油膜はキイロビンの密着を阻害する
- 砂や鉄粉が表面の細かいキズの原因に
- 汚れを落としてからの施工がベスト
- IPA(イソプロピルアルコール)で脱脂がおすすめ
水洗いだけでは落ちない油膜や微細な汚れもあるため、脱脂作業は丹念に行うことが肝心。ボディの洗車とは別工程で行うのが良いでしょう。
- ガラス用洗剤で汚れを洗い流す
- 柔らかいスポンジや細い毛のブラシで洗う
- きれいな水で洗剤を完全に洗い流す
- IPAを染み込ませたクロスで油分を拭き取る
傷を直すついでにガラス表面の油膜も除去できるので、視界の透明度がグッと上がるのも魅力です。
仕上げ後のウエスでの磨きを丁寧に行う
キイロビンの塗布と拭き取りが終わったら、仕上げの磨き作業をしっかり行うのもポイントです。
柔らかいウエスで優しくくまなく磨き上げることで、キイロビンを完全に除去し、ピカピカの仕上がりになるのです。
- ティッシュペーパーなどで優しく磨く
- マイクロファイバークロスの使用がベスト
- 磨き残しのないよう隅々までしっかり
- ガラスコーティング剤の上塗りで輝き倍増
また、仕上げ磨きの後に、市販のガラスコーティング剤を上塗りするのもおすすめ。ツヤと撥水性がアップし、美しい仕上がりが長持ちします。
- ソフト99 ウィンドウケア フッ素ガラスコート
- ピットワーク ガラスコーティング プレミアム
- Autobrite Direct ガラスシールド
仕上げ磨きはキイロビンの効果を最大限に引き出すために欠かせない作業。手を抜かずに丁寧に行うことが、満足のいく仕上がりへの秘訣です。
キイロビンのデメリットと補修時の傷つきリスク
フロントガラスの傷をキイロビンで補修するメリットは大きいものの、デメリットがないわけではありません。
ここでは、キイロビンを使う際の注意点と、施工時の失敗リスクについて解説します。
キイロビンのデメリットを知った上で、適切に使用することが肝要です。
表面のコーティング剤が削れる可能性がある
フロントガラスにキイロビンを塗布して磨くと、ガラス表面に施工してあるコーティング剤が削れてしまう可能性があります。
キイロビンに含まれる研磨剤の作用でコーティング被膜が剥がれるのです。
- キイロビンの研磨剤がコーティングを溶かす
- 撥水性や防汚性が失われてしまう
- 紫外線カットのUVカットコートも剥がれる
- 再コーティングが必要になるケースも
せっかく施工したコーティングが剥がれてしまうのは残念な話。キイロビンを使った後は、コーティング剤の補修も検討しておく必要がありそうです。
- 傷の周辺のみキイロビンを使う
- 強い力をかけずに優しく磨く
- 水分を多めにして摩擦を抑える
コーティング層を極力傷つけない、丁寧な施工を心がけることが大切と言えるでしょう。
不適切な使い方だと新たな傷がつく恐れも
キイロビンの使い方を誤ると、せっかくの傷を直そうとして、かえって新しい傷を付けてしまう危険性もゼロではありません。
キイロビンに含まれる細かい研磨剤が、ガラス表面に擦り傷を作る原因になり得るのです。
- 強くこすりすぎると傷がつく
- 同じ部分を集中的に磨くのはNG
- ガラス表面の汚れを落とさないまま使うと危険
- 柔らかい布やスポンジ以外は使わない
キイロビンを使う際は、力の入れすぎに注意が必要。優しく丁寧に塗布・拭き取りを行うのがコツです。
- 目の細かい柔らかいウエスを使う
- 表面の砂や汚れは必ず落とす
- 塗布量が多すぎないよう注意
- 同じ場所を強くこすらない
不適切な使い方が原因のキズなら、自業自得と言われてもしかたありません。正しい方法で、慎重に使うことが大切ですね。
効果は一時的で定期的なメンテナンスが必要
キイロビンで補修したガラスの傷は、あくまで一時的に目立たなくなるだけ。根本的な解決にはならないのが弱点の1つです。
時間の経過とともにキイロビンの効果は薄れ、徐々に傷が目立つようになってくるのです。
- キイロビンの密着力は永久ではない
- 効果は長くて半年~1年程度
- 徐々に傷が元通りに戻ってくる
- 定期的な補修が必要になる
その寿命は使用環境にもよりますが、早ければ数ヶ月で効果が切れてしまうこともあるようです。
- ガラスコーティング剤の上塗り
- ワイパーゴムの定期交換で傷を防ぐ
- セルフ洗車時に優しく洗う
- 直射日光下の駐車を避ける
ただし、どんなにケアしてもキイロビンの効果が永久に続くわけではありません。定期的な補修を覚悟しておく必要があるでしょう。
大きな傷はごまかせずに目立つこともある
そもそもキイロビンで完全に修復できない、大きな傷もあります。
深さ1mm以上の深い傷や、ガラスに段差がついてしまう欠けなどは、キイロビンではごまかしきれないのです。
- 深さ1mm以上の深い傷は無理
- ガラス表面に大きな凹凸がある欠損は厳しい
- そもそもキイロビンが浸透しない
- 消えないどころか余計に目立つことも
無理にキイロビンを塗っても、かえって塗布ムラから傷がクローズアップされてしまう危険性が。
- ウインドリペア専門店に依頼する
- ガラス交換も視野に入れる
- 無理に直そうとしない
キイロビンにも万能ではありません。効果が見込めないキズに使っても、無駄骨に終わるだけ。アイテムの特性をよく理解した上で使うことが肝心ですね。
キイロビンのデメリットとしては、表面コーティングが剥がれる恐れがあること、不適切な使い方だとかえって新しい傷がつく危険性があること、効果は一時的で定期的なメンテナンスが必要になること、大きな傷は隠しきれない場合もあることなどが挙げられますね。メリットを活かしつつ、リスクにも注意が必要だと分かりました。
まとめ フロントガラスの細かいキズをキイロビンで消す方法と注意点
今回は、フロント ガラス 細かい 傷 キイロビンについて紹介しました!
- キイロビンは フロントガラスの細かい傷に有効
- 深すぎる傷や 大きな欠けには効果が薄い
- 使い方を誤ると コーティング剤が削れる恐れも
キイロビンはフロントガラスの細かい傷を消すのに効果的ですが、深すぎる傷や大きな欠けには効果が薄いです。また、使い方を誤るとコーティング剤が削れてしまう可能性もあるので注意が必要です。
キイロビンってフロントガラスのキズに良いんだね。でも使い方間違えるとマズいのか…
キイロビンの使用方法をよく確認し、慎重に作業を進めることが肝心ですね。難しそうなら専門店に任せるのも手です。
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